ハイムの木質は化け物か!?
2014年 06月 09日
ハイムブロガーのかつ~んさんからこんなコメントを頂きました。
『 ツーユーならではの仕様(制約?)なんですね。
耐力壁なるものがあるんですね。
ユニットとユニットの継ぎ目にですか? 』
コメント有難うございます。
ハイムの鉄骨系は、鉄骨ユニットですよね!? 今更です(笑)
皆さんご存知かと思います。
このユニットを積み木のように組み上げていきます。
この様にです。
この時、柱同士が集まる所は特に強度が強くなり強靭になりますよね!
こんな感じに!
これが大空間を生み出せる理由でもあります。
そして、こんな思い重機を載せても大丈夫!!
(なんかイ○バの物置みたい!)
そして、木質系はと言いますと・・・・。
木質もユニット工法と同じなんですが、鉄骨と同じ様に太い角材を箱のように組んだりしません。
それは、簡単にいうと、鉄よりも木の方が構造体強度が弱いからです。
上の画像の様に、ブルドーザーを置くと必ず潰れます!
木質系は、「 体力壁 」といって、壁などの 面 で支えるという考え方なんです。
2×4や2×6の様に、角材が太く壁が厚いので、↑の写真の様に壁一面で
支えていくんです。
工場で80%造り、現地で組み上げます。
※イメージです。
この時ユニットの壁と壁が隣り合わせになるところが必ず出てきます。
この様に ↓ ↓ ↓
これが我が家でいうと下の図面の○で囲った所です。
先ずは1Fです。
次は2Fです。
これがユニットの隣接部で、耐力壁と耐力壁が重なった所です。
これが家の柱の役割も兼ねております。
そして四方を囲っているのも耐力壁です。
この構造のお陰で、鉄骨のように広い空間を得られるわけです。
ただ、この耐力壁=柱は、構造計算上簡単に削ったり移動したりができないのがデメリットでもあるわけです。
ちなみに、1F和室とリビングに接する部分を広げて欲しいと要望を出したところ、構造計算上難しいと
いわれた事を今でも覚えております。 そして、窓の位置も鉄骨の様に自由に配置できないということもあります。
という事で、1F西側には、縦すべり窓が1つだけで精一杯で、2回の西側には窓が取れませんでした(涙)
1Fトイレやシューズクローク、2Fのウォークインクローゼットも、この壁の犠牲になった部分です。
この壁がなければもう少し広い空間が確保できたというものですね。
ひょっとしたら木質系の方が、鉄骨よりも間取りに制約が出来るかもしれません。
もちろんユニットの配置にもよると思いますけど・・・・。
ツーユーを検討の方は、この点に気をつけてくださいね!
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